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【おしゃれ照明】西川町の工芸品を使ったランプシェードが超ステキだった!

ご。さん

こんにちは、トイレの照明いつもつけっぱなしにしてしまう。「ご。さん」です。

現在一人暮らしをしている大学生は多いと思いますが、おしゃれな部屋って憧れますよね。おしゃれな雰囲気を作るのに重要なアイテムといえば照明器具

今回はそんなおしゃれな雰囲気の手助けになってくれる「月山和紙のあかり」を紹介したいと思います。先日、「月山和紙のあかり」のアーティストであるせいのまゆみさんにお会いする機会を頂いたのでそれも踏まえて紹介できればと思います。

こんな人におすすめ
  1. おしゃれなランプがほしいひと
  2. おしゃれな部屋を作りたいひと
  3. ちょっと照明にこだわりたいひと

月山和紙のあかりの外観

今回紹介するのは「月山和紙のあかり」。山形県出身であるせいのまゆみさんが手掛けるランプシェードです。

写真はせいのさんの実家である旅館「仙台屋」館内にある作品たち。

一つ作るのにかかる制作時間は二日から1週間程度。どの作品も細部まで美しく作られています。

月山和紙のあかりの特徴

それではここからは「月山和紙のあかり」について私が実際に見た感想や、せいのさんからお聞きした話をもとにその魅力について紹介していきます。

やわらかな雰囲気

個人的にこの「あかり」の一番の魅力は和紙と光がつくる、この何とも言えないやわらかな雰囲気だと思います。和紙から透き通る光はとてもあたたかく、自然な光で心が穏やかになる感覚がします。和洋ともにマッチするデザインであり、とても穏やかな空間を生み出します。土台には地元の木材を使用。木のぬくもりがより高級感ある光とやわらかな雰囲気を生み出します。

館内の様々なところで「あかり」が灯されており、とても居心地のいい空間を感じられます。

月山和紙でできたシェード

月山和紙とは
山形県西村山郡西川町で生産される和紙。原料はコウゾ。江戸期より「西山和紙」の名で漉かれていたが、高度成長期に生産者が激減。和紙職人の飯野博雄が改称して技術を継承、現在に至る。「月山(がっさん)紙」とも。

コトバンクから引用
https://kotobank.jp/word/%E6%9C%88%E5%B1%B1%E5%92%8C%E7%B4%99-751088

「あかり」のシェードに当たる部分は西川町の工芸品でもある月山和紙を用いて作られています。現在、月山和紙は三浦一之さんと渋谷尚子さんが継承しています。安い和紙はゴワゴワした感触になってしまうようですが、月山和紙はコシが強く、丈夫であり、「あかり」を作るのに適した和紙だそうです。

ご。さん

私も実際に和紙の切れ端をさわったり、ちぎったりさせていただきました。さわってみるととてもコシがあってハリのある感触で、ちぎってみると普通の紙と違ってふわっとちぎれていきます。ちぎった断面もきめ細やかでふわっとしています。ちぎっているとなんだか心が落ち着いてくる魅力がありました。

頂いたもの

素材によっても質感や表情が大きく変わる

そんな月山和紙の高い質感が「あかり」の美しい造形と光を生み出しているのです。また、月山和紙を用いることで月山を知ってほしいという願いも込められています。

ご。さん

和紙に関する豆知識

和紙は非常に長持ちする素材で「洋紙100年、和紙1000年」という言葉もあるくらい長持ちするそうです。すごい!また、和紙は紫外線に当たることで、白くなっていくそうです。安価な和紙では黄ばんでしまいますが高品質な和紙は時間がたつにつれて白く美しくなっていくそうです。これはおどろきですね!

月山和紙のあかりアーティスト せいのまゆみさん

そんなあかりを作っているのは旅館仙台屋さんの娘さんのせいのまゆみさんです。仙台屋さんはせいのさんのご実家でもあります。仙台屋さんがあるのは月山の懐にある志津温泉郷。月山の雪解け水から湧き出る温泉と豊かな自然が魅力の温泉郷です。また、志津温泉のある西川町は豪雪地帯でも有名であり、日本一、雪の降る町ともいわれています。

取材の様子。右から二人目の方がせいのさん

「あかり」を作ろうと思ったきっかけ

そんな豊かな自然で育ったせいのさんは曾祖母の実家が月山和紙を生業という事もあり和紙は慣れ親しんだものでもありました。ものづくりが好きなせいのさんは風船に新聞紙を張ってお面を作った記憶をヒントに趣味で「あかり」作りを始めます。実家の旅館に「あかり」を灯し始めると知り合いの方から「個展をしてみたら」と作家になるきっかけを頂き、現在に至ります。

現在

現在は仙台屋さんと展示会で「あかり」を販売をしています。一部の商品でインターネット販売を行っていますが、実際に仙台屋さんに訪れて購入することをおすすめしています。そこには、志津の空気感と景色を感じてほしいという、せいのさんの思いがあります。展示会に関する情報はFacebookまたはInstagramにて掲載されます。


まとめ

月山和紙のあかり」は西川町志津の自然が生み出した心が穏やかになる素敵なランプでした。とってもおしゃれでお家やお店の雰囲気がぐっと良くなること間違いなしです。
ゆったりとした穏やかな空間を作りたい人におすすめだと思いました。

ご。さん

気になった方はぜひ仙台屋さんへ足を運んでみてください。あかりの作り出す空間と志津の自然が心と体を癒してくれること間違いなしです!

基本情報

せいのまゆみさん
SNS
Facebook Instagram

仙台屋さん
ホームページ
https://www.sendaiya.jp/
住所
〒990-0734 山形県西村山郡西川町志津22  
TEL
0237-75-2218

この記事を書いたひと
ご。さん
山梨県出身の大学生。Bリーグ観戦が趣味