こんにちは。ご。さんです
免許取得は大学生の誰もが通る道ですよね。免許取得でも大きく分けて2つあって「通いで取る」か「合宿で取る」があると思います。
私は2週間ちょっとという短い期間で免許を取れるという事で、友達と2人で免許合宿に通いました。
今回はそんな体験談を皆さんにお伝えしていきたいと思います!
初日
教習所について
今回通った教習所は山梨県にある小淵沢自動車教習所という自動車学校です。山梨県と長野県の県境付近の地域で景色もよく、夏でも涼しいです。
裏を返せば田舎!
歩いて10分ぐらいの場所
富士山も見える
ドキドキの中いざ出陣。ここから16日間の長い道のりが始まります。
事務所に入ったらまず重要な書類を提出、視力検査、写真撮影を行いました。
次に食堂の説明と宿の説明になりました。私が行った教習所では事務所の目の前に宿があるタイプで、移動が楽ちんなのです。
部屋の雰囲気
部屋は結構きれいでした。
ご飯
基本お弁当メインですが、たまにおばちゃんが作ってくれたカレーライスとか中華丼とかデザートとかが出ます。大盛もできます!味噌汁もおかわりできました。
教習のスケジュール
修了検定までは1日2回、仮免許を取得すれば1日3回まで教習できるようになります。
基本的にはこの通りに進みますが、予定が変わることもあります。
けっこうキツキツなので、まとまった遊び時間はほぼ取れないです(私は午後休みが1日あったくらい)。
遊びながら、免許取れると思った。
ついに教習がスタート
初日は適性検査、学科1、模擬、教習です。
適性検査は〇とか△とか書きまくったり、間違い探しをしたり、性格診断をやります。これで自分の運転の傾向がわかるっていう話です。私は判断力が劣っていました。自分の弱点を理解して安全運転を心がけることが大事というわけですね。
教習ですが、普通に初日から車に乗ります。模擬で車の乗り方やハンドル操作をシュミレーターで学んだら即実技です。教習所の外周コースをぐるぐる回ります。
「初めてなのにめっちゃ運転うまくて教官に褒められちゃう!」みたいな妄想はかなわず。実際めちゃムズイ。
「普通に町で運転している人スゲー!!」
「親スゲー!!」
と感心しました。お母さんお父さん、いつも運転してくれてありがとう。
「まあ、そんなもんでしょ」と思いつつ初日は終了しました。
2日目~修了検定
暗記暗記!
予定表に「効果」という項目がありますが、これは自主勉強ですね。この時間は修了検定の過去問をやりまくります。修了検定の勉強は6日間で完璧にしないといけないので勉強が嫌いな人は辛いですね。テストは50問で9割以上で合格です。
修了検定をクリアしないと延泊が確定するのでそのプレッシャーがハンパないです。
勉強のやり方ですが、スマホでできるテスト問題のアプリを活用するのがおすすめです。
土日は授業が入りまくっていて、これがけっこうきつかった。
日曜日の連続6コマはきつすぎた。
意外と運転できる
修了検定までの教習では坂道発進、S字クランク、クランクなど運転の基本操作を訓練します。1教習1テーマ進んでいくので「まだよくわかんないのに進まないでー!」と心配になりますが、練習時間はけっこうあるので大丈夫です。3日間ぐらいは試験で行うコースをひたすら練習します。
最初は全然うまくいかなくても、人間はすごいもので寝て次の日には運転がうまくなってます。日々運転が上達していることが実感できて、だんだんと楽しくなってきます。
個人的な意見ですけど、通いで日をあけて教習するよりも短期集中型の免許合宿のほうが実技の試験は受かりやすいと思います。
修了検定
ついに第一関門まで来ました。
まずは実技の試験をします。それが受かり次第筆記のテストに進みます。
落ちたら延泊するというプレッシャーとの戦いです。
まあ、練習でひたすらやったコースをやるだけなのでいつも通りやれば大丈夫です!めっちゃスピード遅くても問題ないですからね。
学科の試験もほぼいつも通りの問題なのでちゃんと勉強していればいけます(勉強していれば)。
ちなみに私と同じ日に修了検定を受けた人はみんな合格していました。
仮免許ゲットだぜ!
路上教習ができまっせ!
~卒業検定
路上教習スタート
修了検定が終わり、安心しているのもつかの間、午後からすぐに路上教習が始まります。
車の点検の仕方、急ブレーキ、障害物をよける練習をしたら即路上教習になります。
「きゃーまだ心の準備ができてないんですけど」って感じで路上に出ました。
おそるおそる教習所のコースを出て直線の道路に入ります。親はどうやって運転してたっけと思い出しながら運転してました。
最初は怖かったですが、回数を重ねて次第に慣れていくと、楽しくなってきます。
ここまでくると、もう教官のおじいちゃんとのドライブになります。
私が通った教習所は小淵沢という自然豊かで景色が良い地域なのでドライブにもってこいでした笑
複数教習は友達と一緒
復習教習とは2〜3人一緒に路上で運転する教習です。本来通いなら、知らない人と一緒にやることが多いですが、私の学校では一緒に行った友達と同じにしてくれました。
複数教習した後にお互いの運転を指摘し合う「危険予測ディスカッション」という授業は知らない人とやったら確実に気まずくなるやつですが、これも友達と一緒だったので正直に話し合えることができましたね。
知らない人と一緒だと他の人の運転を見て学ぶことしかできませんが、友達とならお互いの運転を見て「○○こういうクセあるよな」とか指摘し合えるのがいいところですね。
また、教官がフレンドリーな方であれば、後ろの席で待っている間も教官と一緒にワイワイ話しながら運転できたので楽しかったです。(※教官によります)
高速教習
路上教習の終盤にやるのが高速教習。
一般道ではマックス60キロでしたが、高速道路では80〜90キロ出すことになるので、ちょっと楽しみに思いつつもめっちゃ緊張します。めっちゃ疲れる。
「合流が嫌い」と聞きますが、よーく後ろを確認していれば大丈夫です。
それでも怖いのでちょっと勇気が必要ですね。
高速教習ではいつもは制限速度を守ってと言っていた教官が、道路の流れを乱さないように「もうちょっと速度出していいよ」と言ってきます。
恐るべし高速道路。
免許取った後、部活の移動でちょくちょく高速道路を運転することがありますが、まだめっちゃ疲れます汗
夜の高速道路とかもっと疲れる。お父さんありがとう。
卒業検定
落ちたら延泊。。がありますが、あんまり緊張しなかった。いつも通り運転して合格できました!運転者を交代するとき路駐停車するのですが、その時に停車する場所に気を付けていれば大丈夫です。
路上試験は都会や交通量の多いところは難しいですが、私の通っていたところはとても田舎なので地域によって合格のしやすさみたいなのはあると思います。
なんやかんやで友達と一発で合格することができました。
本試験(別会場)
本試験は住民票のある地域で試験を受けます。
朝からお昼の2〜3時ぐらいまでかかりました。
でっかい教室で全100問近くの問題を解きます。これも9割以上が合格です。
これもなんとか1回で合格できました。
本試験は一応落ちても期間内なら何回でも受けることができるのでまだ気が楽でしたね。ただ、もう一回やるのはお金かかるし、1日つぶれるのでめんどい。
合格したら、免許証の写真を撮ってビデオ見て説明を聞いて待ちです。
その日のうちに免許証はもらえました。
思っていた以上に時間がかかったので一発で合格できるように勉強するのがおすすめです。
これにて運転免許取得が完了です!
最後に
最終的に16日間(15泊)+本試験1日で合計17日間(AT限定)で免許を取得することができました。
今まで家以外で15泊したことなかったので、1週間たったぐらいでめちゃ帰りたくなりました。でもいい経験でした。
「通いで免許を取る」か「合宿で免許を取る」かですが、私は合宿のほうが合っていました。
大学生の夏休みの16日間を削りますが、友達となら楽しいし、集中して教習に取り組めるので良かったです。通いは雨降った時に行くのが面倒だったり、運転の感覚を忘れそうだったり、大学の授業や部活と両立するのは大変だったりするので私は選びませんでした。
ただ、長期休みの16日間を削るのはだいぶデカいので、それはしたくないなという人は通いで頑張るのがおすすめだと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。