新入生向け

学部生の研究室選び

さつき

こんにちは、さつきです。

あと数日後に研究室配属先の発表があり、とてもソワソワしています。

こんな人にオススメ
  • 研究室未配属の理系学部生
  • 研究室選びで迷っている人

はじめに

研究室配属は理工系の大学生なら直面するイベントではないでしょうか。ある先生が言うに、「研究室は企業と同じで、それぞれ異なるものである。」と。私が所属する学科は、研究室によって主催する先生の熱量が大きく異なるため、充実した研究室生活を過ごしたい学生にとって、研究室選びはかなり重要なイベントとして共通の認識となっています。まだ本格的に研究に取り組んだことがない立場ではありますが、研究室選びでどのようなことを意識したのかを、今回は紹介させていただきます。

研究室見学

  • 研究室の雰囲気
  • 所属学生と先生の関わり方
  • 先生の授業で見せる顔と研究室で見せる顔の違い

こういったことを直接的に確かめるべく見学をしました。噂で聞いた悪い話はデマであったり、逆も然りで、良いと聞いていたが実際は違ったという話も同期・先輩からよく聞きます。まずは自分の目で確かめにいきましょう。

比較的高い成績の維持

研究室配属において、志願者が募集定員を上回った場合、通算の成績を用いて配属者が選抜されるシステムという前提のもとでお話します。より高い成績をキープするには、過去問の収集、周りの環境、課題の処理、この3つが徹底されていることが望ましいと思います。

過去問の収集

これがあるだけで試験対策の効率がグッと上がります。講義の中で特に聞いておくべきポイントが分かるほか、一夜漬けになってしまった場合の救済アイテムとして効果を発揮してくれます。

モチベーションの高い人がいる環境

この環境もかなり重要であると思います。そもそも優秀な人はなぜ優秀なのかを考えてみたところ、「行きたい研究室に行って〜をしたい」という共通した動機がありました。そういう人が身近にいることで切磋琢磨できることはもちろん、研究室に入ってからの夢や目標を聞ける環境に良い刺激を受け、試験やレポートに取り組むやる気に繋がります。

課題の処理

「出さない神レポートよりも出すゴミレポート」とよく聞きますが、確かにその通りです。レポートをそもそも出さなかった場合、未提出扱いになり、評価を受けることができません。一方で、何かしらは書いて提出した場合、その出来栄えを問わず提出扱いとなり、採点をしてもらい運が良ければ一発合格、そうでなければ再提出者としてレポートを仕上げる猶予が生まれます。と言いつつも、課題は自力でまず仕上げ、答案に自信がなかったら持ち寄って友人と相談すること、感想提出の場合はありきたりな意見ではなく、

  • なるべく自分の思った通りに
  • 自分の言葉で
  • 筋道を立てて

以上の3つを心がけていました。

研究室の予算の確認

いくらその研究が面白いとはいえ、研究室が貧乏だったら、学会に行かせてもらえない、雑用が増える(化学系の研究室では、使い捨ての器具を買えない場合、いちいち洗う必要がある)といった不利益を被りかねません。研究室の予算をおおまかに把握する手段として、以下のサイトを参考にしました。

KAKEN(科学研究費助成事業データベース)

おわりに

研究室選びでは、会社選びと違い、「上司を選べる最後の機会」と聞いたことがあります。今後の大学生活を過ごす上でかなり重要なイベントですので、準備を進めてみてはいかがでしょうか。どうか皆さんが第1希望の研究室に入れますように。

この記事を書いたひと
ライター
やまがた学生情報局のライターです。大学生が取材・訪問を行い、記事を執筆しています。「イベント情報の掲載」「記事執筆」などの依頼も可能です。まずは「お問い合わせ」にてご相談ください!