どうも、鉄道好きライターのSoraです。
さて、10月14日は鉄道の日でしたね。しかも、2022年は鉄道開業150年というおめでたい年になっています。
そんな中で、私は「山形から仙台まで行くのに鉄道と高速バス どっちで行けばいいの?」という疑問が思い浮かびました。
今回は車を持っていない学生のために、鉄道と高速バスのメリット・デメリットを紹介します。
- 仙台に行きたい車を持ってない学生
- 高速バスか鉄道を使うかで悩んでいる学生
- 仙台に遊びに行ったり、通学で使う時に悩んでいる山形大生
山形〜仙台を結ぶ交通機関の種類



山形と仙台を結ぶ交通機関は、鉄道の「JR仙山線」と高速バスの「山形〜仙台線」の2つがあります。仙山線は「JR東日本」で運行しており、高速バスは山形市に本社を置く「山交バス」と仙台市に本社を置く「宮城交通」の2社で運行しています。
鉄道・高速バスの料金・所要時間
〇鉄道

△2022年3月12日現在の時刻表
仙山線は、山形駅の7番線から発車します。列車は1時間に1本運行されており、始発から18時までの2時間に1本は快速列車が運行しています。
- 普通:約1時間30分
- 山形5:44発(快速):最速1時間5分
※停車駅は羽前千歳までの各駅、山寺、作並、愛子、陸前落合、国見、北仙台、仙台 - 山形9:45発(快速):1時間10分ほど
- その他の快速:約1時間15分
※快速列車と普通列車は、山形~仙台間の停車駅が異なりますので、山形・仙台以外で降りる方は事前にご確認ください。
- 通常運賃:1170円
- ICカード使用時:1166円
- Wきっぷ使用時:780円
(往復ワンセットで1520円)
〇高速バス

△2022年9月26日現在の時刻表
高速バスは、山形駅東口バスプール1番のりばから発車します。本数は1時間あたり1〜9本ですが、土曜日・日曜日・祝日は1〜6本ほどで、平日より少なくなります。鉄道(JR仙山線)に比べると、本数は多いです。
約1時間20分
※道路状況によって時間が要する場合があります
1000円(ICカード利用時も同額)
注意:
●Suica・PASMOなどの全国相互利用可能ICカードは使えますが、「icsca」(仙台市交通局発行)は「宮城交通」運行便のみ使えます。(「山交バス」運行便は使用できません!)
●「cherica」(山交バス発行)は「山交バス」運行便のみ使えます。(「宮城交通」運行便ではSuicaとしての扱いになります。)
※chericaは、山交バスの高速バス・路線バスの運賃支払いや定期券や独自サービスの他に、JR東日本の「Suica」カードの機能がついているので、全国各地で使うことができるのです。(宮城交通運行便でも使えますが、chericaの機能は使えないのです)
ICカードをご利用の方は、詳しくは下記をご覧下さい。
鉄道・高速バスのメリット・デメリット
〇鉄道(仙山線)
メリット
- 山寺・作並といった観光地を経由する
- 時間通りに電車が来る
- 車窓を満喫できる
- Wきっぷを使えば、往復運賃が高速バスより安くなる
デメリット
- 1時間あたりの本数が少ない
- 大雨・大雪による天候状況の悪化や落葉による空転で、運休になることが多い
- Suicaが使える駅が限られている (山形県内で使えるのは山形・山寺のみ)
- 仙山トンネル(奥新川〜面白山高原)がとてもうるさい (イヤホンなしだと耳死にます)
〇高速バス
メリット
- 1時間あたりの本数が多い
- 山形大学近郊・県庁前からバスに乗り降りできる(山形市内は、山交バスターミナル、山形駅前、南高前、県庁前に停車)
- 高速道路が通行止めにならない限り運休にならない
デメリット
- 酔いやすい
- 渋滞・信号待ち・天候などで遅延しやすい
- 車内では静かにしなければならない
- 席の幅が狭い
まとめ
今回は、山形〜仙台間を移動する時に鉄道と高速バスのどちらを使えばいいのかについて紹介しました。
鉄道と高速バスでは、メリットとデメリットが大きく異なります。公共交通機関で山形・仙台へ行く人がこの記事をご覧になって、移動手段の決め手になっていただければと思います。
これからの季節、仙山線の車窓からは紅葉の景色を満喫できるので、私は仙山線がおすすめです!