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【インタビュー】もうすぐ花笠まつりが開催!四面楚歌代表、元木美歩さん「総勢150人のキレのある揃った踊りを見てほしい」

ご。さん

こんにちは。ご。さんです。ついに待ちに待った夏休みにはいりました!
前期お疲れ様でした。

今年も山形最大のお祭り「山形花笠まつり(8/5(土)〜7(月)」が開催されます!

花笠まつりの醍醐味は、たくさんの踊り手が花笠音頭に合わせて踊りながら山形市のメインストリートを行進する花笠パレードです。

ということで、今回はそんなパレードを盛りあげる山形大学の花笠サークル「四面楚歌」さんにインタビュー!サークル長さんより四面楚歌についてや、花笠まつりに向けての意気込み、踊りで注目してほしいところなどをお聞きしてきました。

この記事を通して花笠まつりがもっと楽しくなれば幸いです。

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8月5日(土)

8月6日(日)

8月7日(月)

四面楚歌さんは
5日(土)20:40~21:45
6日(日)19:00~20:20
7日(月)20:20~21:30
の出演予定。

サークル代表、元木美歩さんにインタビュー

名前 元木美歩さん
あだ名 みっぽ
学部学年 人文社会科学部3年
出身 山形
四面楚歌に入ったきっかけ
小さい時から花笠まつりで四面楚歌を見ていてあこがれていたから。

サークルの中で一番仲がいいサークル

ーーまずは、山形大学花笠サークル四面楚歌についてインタビューしたいと思います。花笠サークル四面楚歌はどんなサークルですか?
元木さん 人数が多くて、実際活動しているのが150人くらいいるんですけど、みんな仲が良くて、男女の仲がとても良いです。私的には大学のサークルの中で一番仲がいいんじゃないかと思っています!あとは、人数が多い分、友達がたくさんできます。

ーー「みっぽ」というあだ名がありますが、全員にあるものなんですか?
元木さん そうですね。入った時に先輩が後輩にあだ名をつける感じです。私みたいに、名前からの人もいれば、その時着ていた服のデザインや、その人の好きなものからあだ名がつけられる人もいます。

「四面楚歌」の意外な名前の由来

ーーサークル名の「四面楚歌」は一見ネガティブな印象があるのですが、どのような意味が込められているのですか?
元木さん 四面楚歌はもともとは周りを敵に囲まれて絶体絶命というあまり良くない意味で用いられるのですが、私たちは周りを敵ではなくて、お客様に囲んで頂いて、一緒に楽しんでいただきたいという思いからつけさせていただきました。

それも事実なんですが、、、

ーーまだ、他の意味があるんですね。
元木さん 実は一番最初に「四面楚歌」という名前が付いた理由がありまして。四面楚歌を発足した初代会長が、山形の民俗文化サークル「四方山会(よもやまかい)」に入っていて、「山大に花笠を気軽に踊れるサークルってないの?」というところから四面楚歌は出来ました。

その時に四方山会の方が「四方山」って、四方を山に囲まれているという状況で、それって「四面楚歌」という言葉と同じじゃないか。となり、花笠踊り仲間という意味で「四面楚歌」という名前を付けていただきました。

多分四面楚歌でもそれを知らないメンバーってけっこういるので、これを機に知ってもらえれば良いですね。

■四面楚歌の花笠

ーーでは、花笠踊りについて。花笠踊りにはいくつか種類があると聞いたことがあります。四面楚歌ではどのような踊りを練習していますか?
元木さん 花笠踊りはもともと大きく3つあって、正調女踊りと正調男踊りと笠回し系踊りというものがあります。花笠まつりを見ていただくと、一番前のほうで踊っている舞踊団さんとかは正調女踊りという、私たちが使っている笠よりも一回り小さい傘を使って踊られています。

私たちは笠回し系踊りというのをやっていて、四方山会さんがやっている踊りを教えていただいて、だんだん大学生らしくアレンジしていった感じです。

ーーパレードの時には笛の合図で踊りが変わりますよね。あれはどういったものですか?
元木さん 笠回し系の踊りは全部で12種類あって、その中の上町行進(かんまちこうしん)と寺内行進(てらうちこうしん)という行進系の踊りをパレードでは踊ります。

たくさんの団体が出ているので、早く進まなきゃいけないときとかちょっと詰まっちゃうときとかがあるんですね。その時に、進む時に入れる踊りを踊ったり、止まってお客さんのほうに向いて踊ったりというのを笛で切り替えています。

■期待にこたえられるような踊りを

ーー次に花笠まつりに向けてのインタビューをしたいと思います。四面楚歌にとって、花笠まつりのパレードはどんな印象、どんな思い入れがありますか?
元木さん  四面楚歌は年間で百件ぐらいいろんなご依頼を頂いていて、大きいものから小さいものまでいただいてるんですけど、やっぱり四面楚歌にとってメインの大イベントが「花笠まつり」だと思います。踊りに行った先々でも「 今年も楽しみにしてるね 」という声をお客様にかけていただくことが多いので、お客様の期待に応えられるような踊りを披露できるようにみんな頑張っています。

ーー花笠まつりに向けてラストスパートをかけているころだと思います。今日の練習の雰囲気はどうですか?

元木さん やっぱり、本番があと1週間後に迫っているので、みんな練習に来てくれています。なんとなく1年生からはちょっと緊張とか、やる気に満ち溢れているな、というのが見ていてあります笑。

あとは最初は全然声も出せないくらいへとへとだった1年生が今は大きな声を出しながら踊れるようになっているので、すごくいい感じに仕上がってきていると思っています。

ーーちなみになんですけど、花笠まつりはけっこう長い間踊り続けると思います。ぶっちゃけめちゃくちゃキツくないですか?
元木さん そうですね。でも、本番はお客様の前で披露できて、かけ声も出せて、どのイベントよりも身近に応援の声を感じられるイベントだと思っています。踊る時間は長いんですけど、去年はアドレナリンが出まくって、最後のアーチのところまで来ると終わりたくないなと思ってました。

総勢150人以上の迫力ある踊り

ーー花笠まつりでの「こんなところを見てほしい!!」みたいな注目ポイントはありますか?
元木さん 四面楚歌の踊りは、やっぱりそろった踊りや、キレのある踊りをお客様に評価していただいているところかなと個人的には思っています。それこそ150人くらいで踊るので、全員のそろったキレのある踊りを迫力を感じながら見ていただきたいです。

あとは笠回しだけではなく、番傘も後ろで踊るのでそちらも注目していただければなと。

ーー「番傘」はどういった注目ポイントがありますか?
元木さん 番傘は3日間で振り付けをまったく違うものにしています。男番傘、女番傘、合同番傘があり、違う踊りを毎日します。

ーー番傘は大きな傘で迫力がありますよね。あとは装飾が普通の笠と違って豪華といいますか。そこも魅力ですよね。
元木さん 傘が大きくて目立つのと、そろった踊りでけっこうかっこいいと思います。それこそ、私も小さい時見ててかっこいいなと思いながら見ていました。

あとは、風をめっちゃ感じます。傘がお客さんの前をビュンって通る時に風が来るんですよ。それも「おお~!」ってなるポイントかなと思います。

■3年生は最後の花笠まつり

ーー個人的な注目ポイントとかはありますか?
元木さん 去年はコロナ禍の影響で今の3年生は番傘を習う時期が遅れてしまい、番傘を披露できなかったので、今年初挑戦の番傘と、最後の笠回しに気合が入っています。

3年生は今年がメインの年で、3日目は後ろの方に3年生が固まっているので注目していただきたいです。

ーー3日目は誰よりも気合が入った3年生の姿を見てほしいですね。それでは最後に花笠まつりに向けて意気込みを教えてください。
元木さん 全力で声を出して全力笑顔で全力で楽しんで、見ているお客さんに笑顔と元気を届けられるように3日間踊り切りたいと思います!

まとめ

実際に取材に行ってみて、四面楚歌代表の元木美歩さんの花笠踊りに対する思いやサークル愛がとっても伝わってきました。

取材日はとても暑い日でハードな練習でしたが、最後まで大きなかけ声とキレのある踊りをしていてかっこよかったです。また、花笠まつりに向けて細かい表現にも力を入れて練習をしているのが印象的で、花笠まつりで踊りを見るのが楽しみです!

四面楚歌の皆さんお忙しい中ありがとうございました!頑張ってください!

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この記事を書いたひと
ご。さん
山梨県出身の大学生。Bリーグ観戦が趣味