どうも。はにわです。
いま「腰痛」に悩まされています。
皆さんも、大学生活とともに生活習慣の悪化・運動不足が加速し、いつ「腰痛」を引き起こしてもおかしくありません。
この記事は、筆者の腰痛生活の備忘録とともに、生活改善・整体外科・薬の服用による注意事項など、皆さんに役立つかもしれないお話も加えてお伝えしていきます。
プロローグ
キッカケは些細な出来事でした。
芸工大の卒展を見終えた帰宅途中、夜道を歩いていました。そしたら急に鼻がムズムズと… 勢いを抑えきれず、体を抱え込みながら大きな「くしゃみ」をしました。その咆哮と同時に、腰にズキズキとした痛みが走りました。これは単なる始まりでした。
翌日、日常生活の弊害はありませんでしたが、くしゃみをする度、腰に痛みを感じるだけでした。
しかし、翌々日の起床時、体を起こそうとする動作すら腰に痛みを感じました。動けないほど痛いというわけではありませんでしたが、しゃがむのもダメ、手を伸ばすのもダメ、歩くのもダメ、、、明らかに悪化していました。
これを機に、整体外科へ行くことを決意しました。
整体外科を選んだ理由
「腰痛」の治療をするため、受診する場所として思い浮かべるのは「整体外科」「接骨院(整骨院)」「整体院」ではありませんか。
これらには、以下の違いがあります。
「整体外科」
医師(整形外科医)が骨・関節・筋腱(運動器)・手足の神経(末梢神経)・脊椎脊髄の治療を行います。
診察による理学所見とレントゲンやMRI等の検査をもとに診断し、症状や病態にあわせて投薬、注射、手術、リハビリテーション等で治療します。また、証明書でもある「診断書」を発行することができます。
紹介する3種の中でも、健康保険の適用される範囲がいちばん広いのが特徴です。
- 医者による診断を受けたい
- 精密な検査をしたい
- 診断書がほしい
- できるだけ健康保険を適用したい
「接骨院(整骨院)」
※法令上「接骨」が正しい表記。
柔道整復師が捻挫や打撲に冷罨法、温罨法、マッサージや物理療法等の施術を行います。外傷による捻挫や打撲に対する施術と骨折・脱臼の応急処置が業務範囲で、変形性関節症や五十肩のような慢性疾患は取り扱えません。
※柔道整復師:国家資格の1つ。医師ではなく、あん摩・マッサージ、はり・灸師と同じ医業類似行為の資格。
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷といった急性外傷の負傷には健康保険が適用されます。
※ただし骨折、脱臼については医師の診察に基づく同意が必要です(応急処置は除く)。
日常生活での肩こりや腰痛、関節症などには健康保険が適用されないため、費用は全額自己負担となってしまいます。
- 整形外科に処方された薬だけでは不安。薬に頼りたくない。
- 整形外科の診療時間に左右されず、授業終わり・サークル終わりに通院したい。
「整体院」
整体とは、主に手技によって骨格の歪みを調整することで筋肉の凝りや疲労を軽減し、体全体のバランスを整える技術のことを指します。
こちらはすべての施術が保険適用外です。開業にあたって資格は必要なく、無資格の先生や民間資格を持つ先生もいます。
- 自分にあった治療法で治したい。
悩んだすえ、、、
筆者はまず、
「骨に異常があるか確認したい」「腰痛以外の原因を排除したい」と思い、レントゲン検査および医者による診断が可能な「整体外科」を選びました。
もちろんこれは筆者の選択です。上記に示した中から、自分にあった選択をしてもよいと思います。
いざ、整体外科へ行ったら…
腰を痛めて4日目、早急に診てもらいたく、市内の整体外科へ「初診・予約なし」で診療開始時間と同時に訪問しました。(受付はもっと早い時間からスタートしていたけど…)
問診票「痛くなったキッカケはなんですか?」
筆者「くしゃみした」
院内は朝から患者で大混雑。もちろん予約が優先され、予約なしの自分は待つのみ。聞いたところ、予約していた患者さんも待たされていたらしい… 結局、診察で名前が呼ばれたのは訪問して5時間後のことでした。(整形外科はどこも大混雑で、待ち時間が長いのが普通らしい)
ここで学んだことを共有しておきます。
- 痛めたら早急に予約する。
- 予約なしの場合は、待ち時間を覚悟する。
- 診療時間ではなく「受付時間」に合わせて訪問する。
レントゲン撮影を終えて、いざ診察。
診断結果は、腰まわりの筋肉が張ってるとのこと。つまり、単なる「腰痛」です。反り腰や姿勢が悪いことが原因だと..
その後、腰痛を和らげるという「腰痛ベルト」と、処方されたお薬をいただき、整形外科をあとにしました。
腰痛生活スタート
処方されたお薬がツラかった
処方されたお薬は4種類。
- 痛みを和らげる薬
- 筋肉の緊張を和らげる薬
- 胃の粘膜を保護する薬
- 湿布薬
①~③は1日3回毎食後に服用。
④はお風呂のタイミングで張り替え。
服用するタイミングに関しては特に不満はありませんが、①~②には「副作用」がありました。副作用は以下の通り、、、
- 酸分泌の増加 ⇒ 胃粘膜の保護機能も低下 ⇒ 胃腸障害
- 眠気。注意力・集中力・反射運動能力の低下
①は必ず食後に飲めば、基本問題ありませんでした。
しかし、②の副作用には1~3日間少し苦しめられました。年齢により薬が多少強いのか、薬に慣れてないのか、服用後30分で副作用を感じたうえ、3~4時間は効果を感じていたと思います。
眠気というよりは常にボーっとする感じ。注意力は散漫し、集中もあまりできず、作業をすること自体が億劫でした。意識すれば意外と対処できますが、普段より意識が必要でした。
※ ②の副作用により、特に車を運転する方は注意が必要です。自己責任になります。
その後は、体がお薬に慣れてきたのか、だんだんと副作用は収まっていきました。
腰痛ベルトの効果
これが意外と腰痛を和らげてくれます。
ただ、腰がまあまあ固定されるので動きづらいです。家事や日々の動作が異なってしまうのは、多少のストレスになります。
こんなの腰に巻いたの、
仮面ライダーベルト以来です。
同じ体制がよりキツイ
イスに座りっぱなしの生活が多い筆者ですが、腰痛を患うと、同じ体制での長時間の作業・ゲームがよりキツくなってきます。
腰痛からの学び。生活の改善
腰痛の原因を潰す
筆者は、医者のアドバイスをもとに自分が腰痛を引き起こした原因を考察したところ、大きく4つあると考えました。
- 運動不足(筆者は全然運動しない)
- 椅子での座り方が普段から悪かった(腰を沿る、あぐら座り、浅く座るなど…)
- ローデスクタイプの「こたつ」に座った際、長時間にわたって悪い姿勢でいたこと(筆者は1週間前のテスト勉強でよく座っていた)
- ベッドにうつ伏せの状態から上体を反らして、読書やアニメ・YouTubeの鑑賞をしていたこと。
読者の皆さんも無意識にそうしているのでは…
筆者は腰痛を引き起こしてからは、この4つの改善に努めました。
改善しないと慢性的に….
腰痛はクセになり、慢性的になる可能性も…
腰痛を患った方はもちろん、腰痛を患ってない方も、日々の姿勢には気を付けなければいけません。もしかしたら、一生の痛みになるかも…
腰に痛みを感じたら(※筆者の意見)
筆者は「骨に異常があるかの確認」「腰痛以外の原因を排除」を行うため、「整体外科」への訪問が最優先だと考えます。その後、処方されたお薬をしっかり服用します。
それでも、悪化した場合は再び「整形外科」へ。専門家による施術を定期的に受けたいなら「接骨院」へ。
整体院以外なら保険適用もあるので、お金に惜しまず行くことをオススメします。
- 整形外科:4,000円弱(初診・レントゲン撮影・診療など)
- 薬局:1,000円弱(錠剤3種10日分、湿布薬14日分)
※あくまで例です。容態・病院・診療によって金額は変動します
まとめ
「腰痛」は、あるとき急に発症します。
腰痛のある生活は、痛みの大きさに関係なくストレスでしかありません。
腰痛を患っていない皆さんは、この記事をキッカケに日々の生活を見直し、腰痛を防いでいきましょう。もしかしたら明日、腰痛になるかも…
腰痛を患っている皆さんは、一緒に乗り越えていきましょう(涙)