新入生向け

【山大電電新1年生へ】電気・電子通信コース学部4年間の学生生活をご紹介!注意点・アドバイスなど【その3】

はにわ

どうも!電電新4年の
はにわです

「電電の4年間」シリーズ第三弾です。
今回は「学部2年次以降」編。

これまでの「電電の概要」編、「合格後~学部1年次」編はコチラから。

【山大新1年生へ】電気・電子通信コースの学生生活4年間をご紹介!注意点・アドバイスなど【その1】 はにわ どうも!電電新4年のはにわです 山形大学 工学部 情報・エレクトロニクス学科 電気・電子通信コース(電電)に入学する新...
【山大新1年生へ】電気・電子通信コースの学生生活4年間をご紹介!注意点・アドバイスなど【その2】 はにわ どうも!電電新4年のはにわです! 山形大学 工学部 情報・エレクトロニクス学科 電気・電子通信コースに入学する新入生へ...

学部2年次以降の授業はより専門的になり、実験も行われます。頭を悩ませる科目やレポートがちらほら… 学部3年後期には研究室配属、学部4年には卒論執筆・公聴会など、まだまだイベントが大発生。

筆者が話せるところまでご紹介していきますよ!

ご紹介する内容は、筆者が体験した令和3年度入学者版をベースにしています。新入生の皆さん(令和6年度入学者版)では、カリキュラムや授業内容、担当教員が変更される場合があるため、記載する内容と異なることがあります。あらかじめご了承ください。

こんな人におすすめ
  • 山形大学 工学部 情報・エレクトロニクス学科 電気・電子通信コースに入学する新1年生
  • 同コースの新2年生・新3年生
  • 他コース・他学部の学生生活を知りたい学生

学部2年次

米沢移行条件を乗り越えた皆さん!
授業も学生生活も「米沢キャンパス」が舞台に。

ここでは更なる壁が押し寄せてきますよ…

前期

工学部各学科のなかでも「電電2年生の前期は忙しい」と言われています。それは、1週間で開講する必修科目が多く1時限目の授業が多くあるためです。

また、前期に開講される「電気回路Ⅰ」は電電に立ちはだかる第一の壁です。直流と交流で混乱するうえ、「インピーダンス」「リアクタンス」「オイラーの公式」をバシバシ導入されるのに苦しむでしょう…

※ 先生が考える電気系授業の難易度は
「 電気回路Ⅰ< 電磁気学Ⅰ< 電子物性Ⅰ」らしく、学生と意見が一致しない(笑)

さらに「プログラミング演習Ⅰ」ではC言語を扱います。その中には、初めてプログラミングに触れる方・数学が苦手な方を悩ませるコンテンツがあります。友達やTA(授業教員をサポートする先輩学生)にアドバイスをもらいながら取り組みましょう。

夏休み

筆者は「2年の夏休みは遊べ!」と先輩から教わりました。3年夏休みにはインターンシップ、4年夏休みは卒論に向けた研究があるからです。

一方、一部の学生は「インターンシップ」に挑戦します。就職を希望する企業に参加する方もいれば、まずは経験してみることを優先して山形県内・県周辺の企業に参加する方もいます。

はにわ

この機会に、将来・進路を見据えて「夏休みに何をするか」を考えてもよさそうですね。ちなみに筆者はめっちゃ遊びました。

後期

いよいよ電気系の実験「エレクトロニクス実験Ⅰ」がスタート!授業の復習になる実験テーマもあれば、授業内容より先行するテーマもあります(←鬼畜仕様)。

さらにオシロスコープの測定や、ブレッドボードを用いた回路製作、レポートの書き方、「LTspice」(電気系お馴染みの回路シミュレーターソフト)の使い方に苦労するでしょう。

はにわ

もちろん、初めてばかりで大変です。
こういうとき、同じコースの友達がいると本当に助かります。

学部3年次

※実際の写真ではありません

前期

必修が少なくなり、前年度ほど忙しくはありません。しかし、ここで怠けてはいけません!研究室配属のために成績を保つ必要があります

そして、今期最大の壁が登場します。それは「エレクトロニクス実験Ⅱ」のとあるテーマのレポートです。

なんと「テキスト・グラフ・表 すべて手書き」+「ボールペン」+「レポートの書き方ルール厳守」という鬼の難易度(多少の誤字は二重線で対応可能ですが…)。

はにわ

筆者のレポートは15枚を超えてました。実験レポートの中でいちばん辛かったです。

夏休み

学部卒で就職を希望する学生のなかには「インターンシップ」に参加する方も出てきます(全員ではありません)。この時期は就職したい企業に参加する方が多い印象です。

一方、「外部の大学院」へ院進を考える学生は、希望する大学の研究室へアポを取り、訪問および教授と交流します(冬休み・春休みに行う方もいます)。

はにわ

研究室配属先の希望調査および配属先発表も、この夏休みに行われます。発表まで本当にドキドキです。

後期

「研究室仮配属」がスタート!(学部3年の間は「仮配属」という扱いです。)研究室に関する活動・イベントは各研究室によって異なるので、今期の忙しさは学生によってまちまちです。

後期に開講される授業では、順調であれば必修はほとんどありません。講義が3~4個だけの学生も… 一方「電気主任技術者(電験)」を目指す学生は例年通りの授業量という印象です。

【学部卒向け】春休みと就活

学部卒で就職を希望する学生は、本格的に「就活」が始まります。

その火蓋として、3月1日から「エントリー開始」「企業の広報・会社説明会解禁」「リクナビ、マイナビ等での登録開始」になります。

エントリーとは、企業側への「御社に興味がある」という意思表示であり、学生側の情報を企業に開示することを指します。リクナビなどの就職サイト以外にも企業ホームページからエントリーするケースも多くあります。エントリーは、「説明会や選考スケジュール、面接予約など、選考に必要な情報を得る」ための行為を指し、選考への応募とは違います。

引用:就活の「エントリー」って何?プレエントリーやインターンシップエントリーとは? – リクナビ就活準備ガイド
https://job.rikunabi.com/contents/howto/word/10043/

はにわ

友達の間でも「企業説明会が…」「OB・OG訪問が…」「面接が…」などの話を耳にすると思います。

学部4年次

前期

授業の卒論着手条件を乗り越え、学部4年からは晴れて「研究室配属」となります。卒論テーマも決まり、研究室活動が本格的に始まります。

同期・先輩との交流や、イベントの参加、輪講など研究室にいることが多くなってきます。

4年生向けに授業は開講されるものの、「電気主任技術者(電験)」を目指す学生や、その分野に興味のある学生以外は、講義をほとんど履修しない印象です。

【院進向け】夏休みと院試

国立大学院の多くは8, 9月に「院試」が行われます(なかには日程が被る大学院もあります)。院進する学生にとって勝負の時期です。

後期

就活も研究室活動も終盤戦です。

研究室活動では2月に「卒論発表」「卒論提出」があり、冬休みが終わると研究室全体が忙しい雰囲気となってきます。

とくに「卒論発表」は電電コース主催かつ2会場で行われ、担当の教員だけでなく他研究室の教授陣に対しても発表します。会場は緊張感が漂っており、少しピリピリ状態です。

はにわ

卒論発表・卒論提出が終わり、卒業判定が出れば無事卒業できます!

おわりに

電電の学部4年間はいかがでしたか?

多少なりとも学生生活をイメージできれば、これからの準備や、授業への姿勢を確認できる機会になるでしょう。

ぜひ参考にして、遊びも大学も最高の4年間をお過ごしください!

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この記事を書いたひと
はにわ
どうも、はにわです。 最近やっとアルバイトを始めました。 これで、いっぱいラーメンを食べれます。