こんにちは!やまがた学生情報局のsayaです。
世界的なキーワード「SDGs」。日本でもここ数年で特に大きく取り上げられるようになり、すっかり耳なじみのある言葉になっていますよね。
米沢市にも、環境問題について考えるコミュニティが存在します。
今回は、米沢市で活動するごみ拾いコミュニティ”Zero Waste Walk(ゼロ・ウェイスト・ウォーク)”に参加し、その活動を取材してきました!
- SDGs、環境問題、まちづくりに興味のある方
- 朝活したい方
- コミュニティで仲間とともに活動したい方
ZWWとは?
「Zero Waste Walk」(以下、ZWW)は、まちと環境を考える、ごみゼロ運動のコミュニティです。「将来に引き継ぐ地球を守りたい」、そんな思いから始まりました。
月に1回、日曜日の朝8時から米沢市内でごみ拾いを行っています。昨年の5月から活動をはじめ、毎回15~20人程度が参加しています。
ZWWの”4つのきっかけ”
ZWWは、次の4つのきっかけになる活動です。
- SDGs・プラスチックごみ・環境問題・リサイクルを考えるきっかけに
- 運動を習慣化するきっかけに
- 多様性のある地域コミュニティを作るきっかけに
- リラックスからはじまる、良い休日のきっかけに
環境問題やSDGsに興味がある方はもちろん、朝活したい、運動したい、犬の散歩のついでに、など様々な理由で自由に参加することができます。
”仲間と一緒に町をきれいに。
ごみ拾いをしながら、ウォーキングや犬の散歩も兼ねて。
参加者同士で日頃の話をしたり、ときには環境問題やまちづくりを話題にしたり。
最後にはおいしいコーヒーで締めくくりましょう。”
活動の流れ
– 8:00
集合
自己紹介
コーヒーを飲みながらZWWや環境についてのレクチャー
– 8:40
ごみ拾い
– 9:10
ごみ拾い終了
ごみ収集, 記念撮影, 参加者同士の交流など
– 9:30
解散
毎回違う場所で行うZWW。第7回は小野川温泉でした!
大樽川河川緑地公園から、川沿いを中心に歩いてごみ拾い。
集めたごみは行政(米沢市)に回収してもらっているそうです。
ごみ拾いを終えたら、主催者の方が淹れてくれるコーヒーで休憩します。毎回違うコーヒー豆なんだそう。
第7回は、米沢にあるカフェ「side slide coffee」さんがチャリティーで参加してくださいました。(そのため、今回はごみ拾い後ではなくごみ拾い前にコーヒーを頂きました)
プロが淹れてくれるコーヒーを飲める、特別な回でした!香り高くてとても美味しかったです。
参加方法
事前連絡は不要です!参加者は当日現地に集まります。
参加資格も問いません。誰でも参加可能です!学生から50代まで、幅広い年代の方々が参加しています。ファミリーやペット連れの姿もありましたよ!
また、参加する際には、軍手・トング等(貸出有)・コーヒー用マグカップを持っていきましょう。
開催日時や場所は、ZWWのInstagramをチェック!
参加してみて
ZWWは、初めての参加でも輪に入りやすい、あたたかいコミュニティでした。
今回の参加者には、私の他にも初参加の方がたくさんいらっしゃいました。地域活動のつながりや友人の誘いで参加する方が多かった印象です。ZWWを通し、また新たな繋がりが生まれます。
もちろん、環境を考える糸口にもなりました。
私自身、小野川温泉には何度も訪れていますが、ごみが落ちているのを目にしたことはありませんでした。
そんなきれいな場所でも、探してみると意外と見つかります。お菓子の袋や梱包材などのプラスチックごみ、たばこの吸い殻、何かの部品にサッカーボールまで!海に流れる前に回収できてよかったです。
朝からみんなで活動して、コーヒーでほっと一息。気持ち良く一日を始めることができました。
主催者様からのメッセージ
今、日本でも世界でも、環境問題に一番興味を持っているのは中高生の年代なんです。若い世代が積極的に環境問題に対して活動しています。
これから気候変動を止めようとする動きがもっともっと活発化してきます。環境問題について取り組んでいると、社会に出たときに役に立つと思います。環境問題が誰かとの共通点になって、素敵な出会いもつなげてくれるかもしれません。
学生の方々に興味を持ってもらえたら私も嬉しいですし、これからの地球にとっても良いことだと思います。
ZWWなどの活動に参加する、ZWWの今までのインスタを見る、気候変動を止めようという発信を調べる…。なんでもいいので、なにか一歩入ってみてほしいなと思います。
さいごに
「ZWW」さんはリサイクルマーケットも主催されています。詳細はInstagramからチェックできます。こちらもぜひ!
なにかとだらだらしてしまいがちな休日。お昼まで寝ている学生も少なくないと思います。朝活で、朝から時間を有意義に使ってみませんか?
「SDGs×朝活」で、素敵な一日になりました!