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日本酒デビューしたい20歳必見!県内の酒蔵おすすめ3選

ぼんぬ

こんにちは!お酒に目覚めた21歳、ぼんぬです!

20歳を迎えた皆さんはお酒を目にする機会が増えるかと思いますが、お酒の中でも「日本酒」って難しい…敷居が高い…こんなふうに感じませんか?

チューハイやサワーもお手ごろな価格で美味しいのですが、せっかく酒どころ山形県に居るのなら、ちょっとだけ勇気を出して県内各地の「日本酒」への挑戦をおすすめします!

今回は県内の酒蔵3カ所を、おすすめの銘柄と共に紹介します。最後にとびっきりの日本酒を紹介します。誕生日、記念日など大切な場面で是非吞んでみてください。

こんな人におすすめ
  • 日本酒デビューしたい人
  • 呑みやすい日本酒を探している人
  • 県内の日本酒について知りたい人

なぜ山形県は酒どころ?

日本酒の原料は主にです。それらの質が高ければ高いほど日本酒そのものの味も上がるのです。

ここ山形県は月山、朝日連邦、鳥海山などバラエティに富んだ水系が存在している名水地、且つ、特Aランク常連のつや姫を筆頭とした米どころとしても知られています。

また県内各地に酒蔵を持つ県というのは珍しく、互いに刺激しあうことで更に進化を続けているため、酒どころと呼ばれるまでになったと考えられます。

好みを探そう!日本酒の種類8種

日本酒の名前は漢字がならび、初めて見たときには難しく感じるかもしれません。ですが、実は原料で「純米酒」と「本醸造酒」の2種類に分けることができます。

純米酒」は水、米、米麴のみでつくられているもので米自体の味や香りがしっかりとする日本酒です。「本醸造酒」は水、米、米麴に醸造アルコールを加えてつくられているため、すっきりとした味の日本酒です。

さらに、原料の米の精米歩合によってそれぞれ4種に分けられています。精米歩合50%以下が「純米大吟醸」と「大吟醸」、60%以下が「純米吟醸」と「吟醸」、60%以下又は酒造ごとのこだわりのルールに則った製造方法であれば「特別純米」と「特別本醸造」、規定がないものが「純米」、70%以下が「本醸造」というお酒になります。

加えて、日本酒には甘口辛口などの味の区別もあります。この好みは三者三様のため、様々な日本酒を飲んでつかんでいく事をおすすめします!

おすすめの酒蔵と銘柄

新藤酒造 雅山流

米沢市にある酒造会社。個人購入としての流通はあまり多くない一方、内陸の日本酒が多めの居酒屋ではよく提供されている冷酒向けのお酒。提供率の高さと飲みやすさから、おすすめナンバー1

通常の雅山流、裏雅山流、超裏雅山流、季節商品の雅山流、などなど様々な種類があり、全体的に辛口の分類。しかし、本来製造時に2回火入れするものを1回目しか行わない「生詰」という製法で作られているため、口あたりが軽くまろやか。

私自身このお酒は飲みすぎる傾向にあるので、口にする際は飲みやすいからと言って飲みすぎないよう注意しています…

亀の井酒造 くどき上手

鶴岡市にある酒造会社。比較的流通が多いため個人でも購入しやすく、価格もお手頃。こちらも種類が様々あるが冷酒向けで吟醸酒を飲んでみたい人におすすめ。

かなり甘口に振っている物が多く、雅山流と比較するとやや癖がある味わい。庄内の新酒祭りで頂きましたが、庄内のお酒に多い辛口の中で珍しい甘めな味わいに飲みやすさを感じました。

月山酒造 銀嶺月山

寒河江市にある酒造会社。規模があまり大きくないため流通は少なめ。しかし、試飲会で初めて口にした際、雅山流のコンクール出展用限定醸造酒や、試飲会に合わせて各酒造が一押しの日本酒を出す中で最も感動した一杯。

私がいただいた限定醸造 純米大吟醸 銀嶺月山は分類では辛口だがさわやかで軽く柔らかい口あたりのため飲みやすさ抜群!軽いからと言って味わいがすぐに抜けるわけではなくしっかり日本酒のよさを感じられる日本酒でした。

一度は吞んでみてほしい‼特別な1杯

高木酒造 十四代

村山市にある酒造会社。個人購入は非常に難しいにも関わらず全国的に有名な銘酒。一升瓶でお目にかかるのはやや難しいかも…置いているお店もあまり多くないため、この日本酒を見かけたら是非とも飲んでみてほしい!ですが、他の日本酒と比べて高価なものなので特別な時に飲んでみてほしいです。

甘口辛口どちらなのかなんてどうでもいいと思えるほどに美味しく、少しつまみながら飲むにも、食事と合わせるにも飲みやすい日本酒。香りは非常にフルーティーで口あたりは軽いが味わいは深く、好みの分かれにくい味だと感じました。

日本酒選びに困ったら飲み比べよう

いろいろ銘柄を聞いたけどやっぱり難しくてわからないそこのあなたへ!

蔵王にある「山形酒のミュージアム」を紹介します。この記事の中でもご紹介した新藤酒造、亀の井酒造、月山酒造、そして高木酒造を試飲することができます。他にも県内49の蔵元の日本酒がそろっており、好みのお酒に迷ったら相談することも可能なのです。

日本酒デビューしたい人にピッタリな場所となっているので、ぜひ蔵王温泉に泊まってゆっくりお酒を楽しんでください!

山形酒のミュージアム|YAMAGATA SAKE MUSEUM (zao-sake.com)

さいごに

酒どころ山形県の県産日本酒に興味を持ってもらえたでしょうか?
もちろんのことですが、飲みすぎに注意して県産の美味しい料理と共に嗜んでみてください。

この記事を書いたひと
ぼんぬ
鶴岡大好き21歳ぼんぬです!しばらく山形県を離れていますが溢れんばかりの山形愛を発信していきます