こんにちは、やまがた学生情報局のライターまなみです!
山形県の大きなイベントといえば、と言って多くの人が思い浮かべるのは「花笠祭り」ではないでしょうか?
お祭りに行ったことがある人はもっと花笠が好きになり、行ったことがない人はお祭りに行ってみたくなるような歴史を紹介します!
- 山形市の花笠祭りしか参加したことがない人
- 色々な種類の花笠踊りを見てみたい人
- もっと花笠について知りたい人
そもそも花笠って?
花笠とはお祭りや踊りの時に使われる、紅花の造花で飾り付けられた笠のことです。大きさは小さいものから大きなものまで様々!
小さい花笠はお土産用としても売られています。
↑直径約30センチの花笠
ちなみに紅花は、昭和56年に「山形の花」として認定されています。
花笠発祥の由来
花笠発祥の地は山形県尾花沢市といわれています。
尾花沢市にある「徳良湖」という湖を作る時に、花笠踊りや花笠音頭が生まれました。
手作業で土を運んだり掘ったりする作業の苦しさを紛らわせるために歌われた歌や、頭に被っていた笠でお互い風を送り合ったりする時の動きが元になっているそうです。
↑徳良湖(3月撮影)
まだ雪に覆われていました…
徳良湖では春に桜や鯉のぼり、冬にはたくさんの白鳥など季節によって変化する美しい景色を楽しむことができます!
夏の大イベント花笠祭り
山形花笠まつりの他にも、花笠パレードを開催しているところがあります。
踊りの種類に着目してみると、同じ花笠でも大きな違いがあります。
やまがた花笠祭り
踊られている踊りは「正調女踊り・薫風最上川」「正調男踊り・蔵王暁光」「笠回し系花笠踊り」「創作花笠踊り」の4種類。主に小さな笠が使われています。
やまがた花笠祭りの開催日時やアクセス方法など詳しくはこちら!
尾花沢はながさ祭り
やまがた花笠祭りに対して、踊られているのは上町流、寺内流、安久戸流、原田流、名木沢流の5種類です。合わせて五流派と呼ばれています。
尾花沢はながさ祭りの開催日時やアクセス方法などはこちらから↓
山形の注目すべき花笠の団体
各所で行われる花笠パレードには、たくさんの団体が参加しています。
例えば・・・
- 山形大学花笠サークル「四面楚歌」
- 東北芸術工科大学
- 自衛隊の花笠
- 高校生の団体
- 企業の団体
- 幼稚園 保育園の園児たち
など子供から大人まで様々な人がみんなで花笠踊りを楽しんでいます!
まとめ
いかかでしたか?今回は花笠の歴史やお祭りについてご紹介しました。
次の夏はぜひ色々な花笠を楽しんでみてください!